Lyrics
夜明けに旅立つ
重い心を抱えて
ひとつの鞄に
宙ぶらりんの希望
母は涙を
必死にこらえていた
さよならが本当の別れになるか
誰にもわからないから
僕の光だった君は
駅に残されたまま
風の中の口づけ
言葉も交わせずに
友達も
あの街の道も
昨日までの声も
今は心に残る思い出
遠く離れても
自由じゃない
僕が誰なのかも知らない
人々に囲まれて
走り続ける世界の中
僕だけが立ち止まる
自分の心の
境界線で
孤独が今
僕の新しい声になる
それでも信じることを
やめはしない
いつの日か
帰れると
心の境界を越えて
何もない部屋
待ち続ける日々の匂い
苦労して稼いだ
わずかな暮らしの糧
手は痛み
背中は曲がる
それでも僕は微笑む
頼りなく浮かぶ月に
違う言葉
見慣れない仕草
誰も僕の名前を
君のようには呼ばない
画面越しの会話
果たされない約束
ここでは時だけが速く流れ
待ち続ける想いを消してゆく
遠く離れても
自由じゃない
僕が誰なのかも知らない
人々に囲まれて
毎晩
僕は書いている
声にならない手紙を
決して送らない
それでも心は叫んでいる
孤独が今
僕の新しい声になる
それでも信じることを
やめはしない
いつの日か
帰れると
心の境界を越えて
早く帰ってきて
あの夜
君はそう言った
どれほど胸が痛むか
知らないまま
画面の中でしか
君に会えないことが
世界は何事もないように
回り続けている
遠く離れていても
君は僕と共にいる
一歩踏み出すたびに
答えを探すたびに
心の境界を越えた先に
帰る場所がある
遠く離れていても
今も確かに
そこにある